【気になる「色」を東洋医学で考える】黒

アメリカ合衆国の感謝祭に関連したイベント「ブラックフライデー」が、日本でもだいぶ根付いてきた気がします。アメリカでは、「購買増による黒字の黒」、「大勢の人が動いて警察が大混乱になるから黒」など「黒」の理由には諸説あるようです。

東洋医学には神羅万象を分けた五行の考え方の中に、色として「黒」があります。

「黒」に関係する五行にはほかにもいくつかあります。

臓腑としての「腎」。エネルギーをためておくための大切な臓腑と言われます。エネルギーが枯渇するとやる気が出なくなったり、体力がなくなったり、様々な影響があります。もちろん風邪を治したりするのもエネルギーが必要です。

季節の「冬」。季節的に暗いイメージがあり、黒と結びつくのはなんとなく納得感があります。「寒」も黒に関係していて、寒くなる季節で冬が挙げられるので、これからの季節としてあっている気がします。

味の「」。「しおからい」という意味です。寒い地域の食事は塩気の少し強いものが多い気がします。塩蔵文化とも関係しているかもしれません。寒いと味の濃いものが食べたくなります。

ブラックフライデーとともに、東洋医学でも「黒」に関係する季節になります。養「腎」をして、これからの冬に備えてください。