一般治療、未病治(予防)
一般治療
当院では、腰痛、膝痛、関節痛などの痛み、指のこわばり(朝起きたとき、日中など)、頭痛、なんとなく調子が悪い、調子が出ないといった不定愁訴、肩こり、冷え、眠れないなどの不眠症状、便秘、下痢、むくみ、めまい、などの症状にも対応しています。
鍼灸治療がこのような多岐にわたる症状に対応できるのは、「証」という西洋医学とは異なる診断体系に基づいているためです。
たとえば腰痛であれば、座りすぎによるものもあれば、圧迫骨折やぎっくり腰、歩きすぎによる足が原因となっているもの、パソコンなどの使い過ぎで肩こりの延長から来ているものなど、原因が様々です。
鍼灸治療では、こういった一つの症状をあらゆる可能性や生活習慣などを勘案して、原因となっているものにアプローチ、治療をしていく医療です。
上記のように一つの症状を勘案し、東洋医学的な診断法である「証」に基づいて治療をすることで、ここの症状あるいは複数ある症状への根本へのアプローチが可能となり、治療による症状改善を目指しています。
ご不明点などございましたら、ご相談いただいた上での受診の決定でも問題ございません。遠慮なくご連絡いただければ幸いです。
未病治(予防)
東洋医学は「未病治」と呼ばれる考え方があります。「病気になる前に病気を治す」という意味です。予防に似た考え方です。
西洋医学は検査の数値や画像診断で病気と診断することができますが、東洋医学の病気のとらえ方は西洋医学とは異なり、その人の状態を表す「証」という診断方法を用いています。痛みがあるが西洋医学的に問題がないケースでも、東洋医学では「証」と「主訴」で治療を行っていくため、さまざまな症状に対応が可能です。これが東洋医学の特徴でもあります。
東洋医学の「未病治(予防)」は、個々人のそれぞれの状況や生活習慣を踏まえ、悪くならないように治療をするものです。
たとえば、パソコンの長時間利用による眼精疲労のケースでは、生活習慣を踏まえ、疲れ目が出たときに、目の疲れや目のうるおいを与える治療を行います。さらに、長時間の同じ姿勢からもたらされる肩こり、肩こりの悪化による頭痛や腰痛などを勘案して、肩こりによる主訴がない場合でも肩こりに対する治療、腰痛や頭痛を引き起こさないような治療を行います。
運動をされる方、身体を使った仕事や生活をされている方についても同様のことが言えます。
筋肉疲労による筋肉痛の改善、使い過ぎによる痛みが生じる可能性を勘案して治療を行います。時期や季節で運動量が異なることも多いことも想定されます。そういったケースでは、負荷のかかる日の事前あるいは事後なるべく時間をおかないタイミングでの治療をお勧めしたりします。体に負荷をかけすぎない身体づくりをすること、身体に負荷をかけた場合は、負荷のを早く取り除き負荷がかかった状態での活動時間を短くするためです。
事前の対処、早めの対処が症状の長期化を防ぐためです。
東洋医学は西洋医学との併用が可能です。西洋医学的アプローチと東洋医学的アプローチを並行して行うことで、早く治る可能性もあります。
「未病治」の考え方は、「予防」の考え方につながります。全身の状態を見たり、感じられている違和感など総合的に判断して治療を行うことで、たとえば腰痛や頭痛の予防につながります。病気になりにくい体づくり、身体のメンテナンスへの鍼灸治療の活用をご検討ください。
薬を増やせない方、薬をあまり飲みたくない方
すでに持病があり薬を飲まれている方、これ以上薬が増やせない方などがいらっしゃいます。日常生活や仕事は持病がない方と同様の内容をこなされている方も多いと思います。
本来であれば、痛み止めやサプリメントなどを飲みたいが、すでに服薬している薬との関係などで薬を増やせない方がいらっしゃいます。
また、薬やサプリメントなどをあまり飲みたくないと思われている方への治療も可能です。
小児鍼灸

当治療院は小児鍼灸にも対応しています。生後6か月程度から治療が可能です。疳の虫、夜泣き、食欲不振、便秘、おねしょなどの症状へ刺さない鍼での治療を提供しています。
ご質問等ございましたら、ご連絡いただければ幸いです。